<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< なかなかお墓参りに行けない時は… | main | 「こだわり」のあるデザインを目指して >>
日本の伝統を継承していくひとつの方法
現在では洋の風潮が高まり日本の伝統が日々薄れているように感じます。ただし、それは悪い事だとは思っておりません。時代に沿ったモノを提案する、今のニーズに応えたモノを提案することは必要だからです。

しかし、日本人として生まれてきた以上、やはり日本の伝統は残していきたいという想いがあります。私が生まれた頃にはすでに洋風化が進み、直接日本の伝統に触れてきたわけではありませんが、古くから息づく日本の数々の伝統品には趣きの深さを感じます。そこには日本人ならではの感性や美意識があります。

そうした魅力を少しでも伝えていきたい。そんな想いから私は日本人の美意識の原点とも言える和を基調としたお墓を提案しているのですが、和という言葉には様々な解釈の仕方があると思います。一般的に和というと懐古的なイメージが強いですが、私は伝統を残すためといっても必要以上に懐古的にする必要はないと思っております。日本の伝統もその時代を生きる人々によって少しずつカタチを変えてきました。伝統をそのまま継承する方法もありますが、それを現代的な解釈をし、現代の人々が共感できるカタチに変えていく・・・。

それも伝統を未来へと継承するひとつの方法だと思っております。