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デザイン墓石の広がりと類似品について
繁忙期にも関わらず、最近では全国の石材店の方々から様々なご意見やご要望を頂き誠にありがたく感じております。そんな中で改めて感じた事は、地域によって墓石の形の違いはあるものの、どの地域でもデザイン墓石の需要が高まっているということです。

やはり時代の流れとともに、仏塔としての意味を持っていたお墓への認識が変わりつつあるのでしょう。お墓にも個性を求める人が増えてきているようです。他店との差別化のためにデザインの分野に目を向け、試行錯誤されている石材店様が本当に増えているように感じます。

以前に「高まるデザイン墓石の需要」という記事内でも、デザイン墓石の広がりについて書きましたが、インターネットの普及が更にその広がりを加速させているようです。墓石業界でも自社のウェブサイトを持つ会社が増え、手軽に様々な地域の墓石を見る事が出来るようになりました。

ただし、その一方で類似品対策という新しい課題も発生しています。やはり、各企業が創造したオリジナリティの強いデザインは、ひとつの重要な知的財産として守らなければなりません。日本全体を見れば「猿真似日本」と呼ばれていた時代を経て、今では著作権や特許の重要性が認識されていますが、墓石業界はまだまだ認識の低さが感じられます。

デザインの価値を認めようということは、ある意味贅沢な話でもあります。そんな価値よりも今日の売上げの方が大事という考え方もあるでしょう。しかし、かつての「猿真似日本」と呼ばれていた日本が、今では世界でもトップクラスのデザイン力を誇っているように、この墓石業界も著作権や特許ということの重要性に明確に気付いた時には、きっとこの業界のデザインレベルも飛躍的に上がることになると思います。