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時間の経過から生まれる良い墓石
「時間」というものは本当に大切だと思います。

新しいものも良いですが、どんなものでも新しい状態のまま10年20年と維持することは難しく、いずれ徐々に傷みが出てきます。墓石も同じです。いくら耐久性のある御影石とは言え、時間による風化、劣化は避けられません。しかし、それは悪い事ではなく、大切なのはどのように接したか?だと思います。

誰もが良い墓石を建てたいと思うでしょう。そのために耐久性や機能性、デザインを求める事は当然ですが、良い墓石というのは、建立した時点で評価されるものではなく、愛着を持って接する事で初めて「良い墓石」になるのだと思います。時間の経過と共に傷み、古ぼけてはいきますが、それもひとつの魅力です。愛着を持って接すれば、それに対し墓石も様々な表情で応えてくれる、時間の経過が墓石の最高の仕上げになると思っています。

建てて終わりではなく「時間」の経過によって完成していく。そのためには、ずっと大切にしたいと思える墓石というのが前提になくてはいけません。私は一般のお客様と直接関われる機会はあまりありませんが、デザインを通じて、そうした墓石づくりに少しでも役立てるものをこれからもご提案していきたいと思っています。