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墓石のデザインプロセス
今日は前回の内容の具体例として、幾何学的な墓石のデザインについて少しご紹介したいと思います。下図の墓石は casa memoria の「TSUBOMI/ツボミ」です。外柵の解説は省略します。

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棹石のプロポーションは横長の白銀長方形である。中央の銘板は縦長の白銀長方形である。つまり、棹石は白銀長方形の組み合わせで構成されている。また、花立も縦長の白銀長方形にぴったり収まる。花立の傾斜はちょうど棹石の角、棹石と銘板の交点にぶつかる。(下図参照)
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花立の高さのラインで棹石を分割すると横長の黄金長方形になる。さらにその形を黄金分割し、現れた点を中心に黄金長方形の対角線を半径とした円が、中仕切りの高さ(花立が置いてあるライン)の基準になっている。(下図参照)

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実際には視覚的な構図のプロセスを説明することはあまりないですが、幾何学は視覚的なバランスを整えるための重要な役割を持っています。また、幾何学と聞くと敬遠してしまったり、どこか冷たいイメージ、無機質なイメージが強いかもしれませんが、「自然の美しさと関係している」ということを少しでも感じて頂ければ幸いです。