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自然と調和する墓石
数回に渡り黄金比や白銀比などの幾何学的なデザインについてご紹介してきました。というのも、実は私も墓石をデザインする上で幾何学を用いているからです。しかし、あくまでも幾何学はバランスを整えるためのひとつのツールです。決してそれ自体がアイデアをもたらすものではありません。ただバランスがとれたデザインを実現するためのものにすぎません。

しかし、私は墓石のデザインには必ず黄金比や白銀比といった自己相似形を意識します。墓石だからこそ強く意識しています。それは、元々そういった比率が自然界に存在するものだからです。人は皆、自然から生まれ、自然と共に過ごし、自然(土)に還る。自然を無くして人は生きていけません。お墓というものは故人の安住の地であり、ずっと共に過ごしてきた自然(土)に還る場所でもあります。黄金比や白銀比などは元々自然の美しさの規則性を分析し数値として導き出したものです。たしかに、全体のプロポーションに統一感を与えたり、美しさを与える役割を持ってはいますが、私はそういった数値をお墓のデザインに用いることで、美しさと共に少しでも自然とのつながりが感じられるお墓になってほしいと考えています。

自然と調和する墓石づくりを目指して・・・